概要
地域の環境教育施設であるクリーンセンターでは、来館した子どもたちが楽しみながら「ゴミ分別」を学べるゲームが長年設置されていました。しかしそのゲームは20年以上前に開発されたシステムであり、現在では開発環境や技術者が存在せず、メンテナンスができない状態となっていました。
また、
- 動作の不具合が頻発
- 管理画面がなく更新できない
- 古いハードウェア依存
といった問題があり、教育コンテンツとして十分に活用できない状況でした。
そこで当社では、既存のコンセプトを活かしながらゼロベースでゲームアプリを再開発し、最新の技術を用いた安定したシステムへ刷新しました。
背景と課題
クリーンセンターに設置されていた旧ゲームシステムには、以下のような課題がありました。
1. 20年以上前のシステムでメンテナンス不可
当時の開発言語や開発環境がすでにサポートされておらず、修正や改修が困難でした。
2. 開発資料がほぼ残っていない
設計書やソースコードの説明がほとんど残っておらず、
ブラックボックス化したシステムとなっていました。
3. 不具合が発生しても修正できない
ゲーム途中で止まる、画面がフリーズするなどの問題がありながらも、長年放置されていました。
4. 教育施設としての運用がしづらい
問題内容やイラストなどを変更する際、専門知識が必要で職員では対応できませんでした。
開発内容
当社では、旧システムを調査しながらスクラッチ開発(ゼロからの再開発)を実施しました。
既存ゲーム仕様の調査
残っていた機器を実際に動作させながら、
- ゲームのルール
- 操作方法
- ゴミ分別の問題構成
を解析し、基本仕様を再設計しました。
最新技術によるゲームアプリ開発
以下のような構成で開発を行いました。
- モダンなプログラミング言語による開発
- タッチパネル対応のUI設計
- 将来の拡張を考慮したシステム構造
- 長期運用を見据えた保守性の高い設計
これにより、長期間安定して利用できる教育ゲームシステムを実現しました。
操作性の改善(UX向上)
子どもでも直感的に操作できるよう、以下の改善を行いました。
- 大きく分かりやすいボタン
- キャラクターによるガイド表示
- アニメーションによる正誤フィードバック
- タッチ操作に最適化された画面設計
これにより、小学校低学年でも楽しめるゲーム体験になりました。
管理者向けメンテナンス機能
施設スタッフが簡単に管理できるよう、管理機能も実装しました。
- 問題データの追加・編集
- ゴミ分類カテゴリの変更
- イラストや画像の差し替え
- プレイ回数などの簡易統計
専門知識がなくても運用できるため、施設側でのコンテンツ更新が可能になりました。
導入後の効果
新しいゲームアプリはクリーンセンター施設内に設置され、現在も安定稼働しています。
導入後には以下のような効果がありました。
- 子どもたちが楽しみながらゴミ分別を学習
- 教育コンテンツとしての価値向上
- 不具合のない安定運用
- 管理者による簡単なコンテンツ更新
施設職員の方からも
「以前より子どもたちの反応が良くなった」
という声をいただいています。
古いシステムの刷新・再開発も対応可能です
今回のように、
- 20年以上前に作られたシステム
- 仕様書が残っていないソフトウェア
- メンテナンスできないゲーム・アプリ
- レガシーシステムの刷新
といったケースでも、当社では既存システムの調査から再設計・再開発まで対応可能です。
「古いシステムをどう更新すればよいかわからない」
「開発会社がなくなってしまい保守できない」
このようなお悩みがある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
